Art&New Ecology
Synflux+HATRAが東京藝大大学美術館で開催される展覧会「新しいエコロジーとアート」に参加します。
20AW「STUDY SKINS」、21SS「Ornithopter」で展開したニットシリーズ「Synthetic Feather」の空間展示。
ニットウェア「Synthetic Feather」には、200万枚の画像をもとにGAN(機械学習の一種である敵対性生成ネットワーク)から生成された、「架空の鳥」の姿が編みだされている。それは、膨大なイメージを漂う今日の情報環境のなかで編み出された存在であり、機械が夢想する新たな生態系を私たちが思索する手引きを為すかもしれない。
Photo by Kai Tamaki
synflux
Synfluxはファッションデザイナー、機械学習エンジニア、ウェブデザイナー、デザインリサーチャー、建築家、サービスデザイナーからなるスペキュラティヴファッション・ラボラトリです。研究と実践、表現と実装、試作と思索、テクノロジーとクラフトといった一見相反する概念をクロスオーバーさせ、次代のファッションをつくりだす、思索的デザイン集団として活動しています。
機械学習のアルゴリズムを活用したデザインシステム「Algorithmic Couture」の研究や、ポスト・プレタポルテのためのカスタマイゼーションプラットホーム「WORTH」の開発を中心に、AIやデジタルファブリケーションといった先端技術と、ファッション史が培ってきた工芸の技を批評的に融合させたプロダクト、サービス、システムを実装しています。
新しいエコロジーとアート